インフィニオンテクノロジーズジャパン(株)は27日、独インフィニオンテクノロジーズ社が現地時間の25日付けで、128Mbit『モバイルRAM』(Mobile-RAM)のサンプル出荷を開始したと発表した。モバイルRAMは、電池駆動の携帯情報機器やデジタルカメラ向けの低消費電力型SDRAM。
『モバイルRAM』 |
モバイルRAMは、新JEDEC標準準拠のFBGA(Fine Pitch Ball Grid Array)パッケージを採用し、サイズは標準のSDRAMのTSOP(Thin Small Outline Package)の3分の1以下で、実装面積は8×9mm。消費電力は最大20%低減できるという。8M×16と16M×8の2製品をラインアップしており、2002年には次世代PDA向けに256Mbit版を市場投入する予定。サンプルは54ピンFBGAと、評価用のTSOPで提供するが、量産はFBGAのみとなる。