「使用PCのシンクロ率がわかる!?」というポップとともに、新作ベンチマークテストプログラム「EVA Bench」のデモがOVERTOPで始まった。もちろん“EVA”とは「新世紀エヴァンゲリオン」の、あの“エヴァ”。使徒サキエルが現れ、対すべくエヴァ初号機が射出されていく…といった“テレビ第壱話・第弐話”な映像が店頭で「放映中」だ。
“N-Bench風”なローディング画面 |
EVA Benchを開発したのはメディアジャグラー。日本AMDが配布した「N-Bench」を開発したメーカーだ。テクスチャのローディング中を示す画面や、カメラアングルなどにN-Benchと似た雰囲気を感じる。
アプリケーション自体は、すでにプレビュー版がメディアジャグラーのウェブサイトで公開され、一部ファンの間で話題となっていたもの。今回OVERTOPがデモを開始したのはフリーで公開されるデモ版で、8つあるベンチマークテストのうち2つだけを測定することができるバージョンだ。製品版はシェアウェアで、8月1日から2000円でダウンロード販売開始となる。
EVA Benchのコントロールパネル |
ちなみにメディアジャグラーがベースとしたシステムは“Athlon-1.3GHz+GeForce3”。同じく国産の3Dベンチマークテストである「SL Bench」と同様、滑らかに動かすにはそれなりのパワーが必要なようで、Athlon-1.2GHz+GeForce3でデモを行っていたOVERTOPによれば「SXGAで起動すると20~30fpsしか出ない」とのこと。
リザルト表示画面はこんな感じ。背景はサキエル |
“放映”は、少なくとも今週末までは行われるという。エヴァのファンやベンチマーカーなら一見の価値ありだ。
(26日に調査したところ、クレバリー1号店、TWOTOP 1号店、DOS/Vパラダイス本店でもデモの実施を確認できた)
(c)GAINAX/Project Eva.・テレビ東京
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