(株)プロトンは5日、汎用性の高いフォームファクターを実現するコンセプト“コモンプラットフォーム・コンセプト”に基づくブックサイズパソコンとして、『VELOCITY CASA』シリーズを6月中旬に発売すると発表した。スタンダードモデルとB.T.O.モデルを販売する。価格はオープン。
発売記念キャンペーンとしてCeleron-600MHz搭載モデルと15インチ液晶ディスプレー『VS150LM』をセットにした『VELOCITY CASA 600CBC2-D』を1000台限定で発売する |
スタンダードモデルは、CPUにPentium III-1BGHz/866MHzあるいはCeleron-700/600MHzを搭載し、マザーボードは台湾ASUStek Computer社製『CUSI-FX』、チップセットはSiS 630E、メモリーはSDRAMを128MB(最大1GB)、52倍速CD-ROMドライブ、Pentium IIIモデルは40GB、Celeronモデルは20GB のHDDを搭載する。USBのほか、10/100BASE-TXインターフェースを標準装備する。OSはWindows 98 SE。本体サイズは幅99×奥行き359×高さ325mmで、重量は約7.2kg。ホイール付きPS/2マウスと109日本語キーボードが付属する。
販売予想価格は、Pentium III-1BGHz搭載の『CASA-102PBG2』が11万円前後、Pentium III-866MHzの『CASA-866PBG2』が10万円前後、Celeron-700MHzの『CASA-700CBC2』が8万円前後。なお、発売記念で1000台を限定販売する、Celeron-600MHz搭載モデルと15インチ液晶ディスプレー『VS150LM』をセットにした『VELOCITY CASA 600CBC2-D』については、破格のプライスで販売するとしている。
B.T.O.モデルは、メモリー、HDD、CD-ROMドライブ、OSの変更、モデムの増設、スピーカーやアプリケーションの追加が可能。