Mozilla 0.8 |
Mozilla.orgは15日、Mozillaの最新版『Mozilla 0.8』をリリースした。新たに搭載、改良された機能は以下の通り。
- Sidebarに、新しく“History”を実装し、履歴情報が一覧表示できるようになった
- 従来は新しいウィンドウを開くと元のウィンドウと完全に重なってしまったが、それがカスケード表示されるようになった
- WindowsやMacintoshにおいて、ダウンロードしたファイルをダウンロード終了と同時に起動する機能や、ダウンロード済みを表示するダイアログから直接ファイルマネージャ等を開く機能を実装した
- Linux上で、ポップアップメニューやコンテキストメニューが、ドラッグすることで移動したり順序を入れ替えたりできるようになった
- メールを書く際に、従来の検索機能だけでなく置換機能が利用できるようになった
- メッセージの新着を音で知らせることができるようになった
このほかにリリースノートに記載されている新しい機能は、以下の通り。
- アニメーションgif画像を非動作、もしくは一度だけ動作するように設定することが可能
- Mac OSの“Appearance Manager”のサポートが改善された
- Linux、Windows NT、Windows 2000のシステムカラーのサポートが改善された
2月15日現在公開されているのは、以下の3プラットフォームだ。
- Linux版(x86)
- Windows版(95/NT4.0以降)
- Mac OS版(Mac OS 8.6以降)
Linuxにインストールするには、glibc 2.1かそれ以降が必要になる。Red Hat Linux 6.0でJava 2をインストールしている場合には起動できないとのことだ。Red Hat Linux 6.1かそれ以降では、この問題は改善されている。また、Red Hat Linux 7ではStandard C++ libraries for Red Hat 6.x compatibilityをインストールする必要があるとのこと。