東京通信ネットワーク(株)は5日、インターネット接続サービスである“TTCN(TTNet Computer Network)サービス”のバックボーンを、従来の800Mbpsから8Gbpsへと増強したと発表した。
今回のバックボーン増強は、増加しているインターネット需要に対応するため従来8本のFDDI専用線8回線により構成していたTTCNのバックボーンを、Gigabit Ethernet回線4本の2Gbps品目回線を用いて増強するもの。同社が4月に本サービス化を予定しているGigabit Ethernet専用サービスの技術的なノウハウを活用し、今回の広域帯バックボーンの構築を行なったという。
これにより、Gigabit対応スイッチ、超高速ルーターなどの最先端テクノロジーを投入し、網内ストレスのないインターネット接続環境を構築する。また、ネットワーク設備および回線ルートを完全二重化することで、バックボーンの耐障害性を向上させるほか、エリア拡張や高速化が随時可能な新しいバックボーン構成を採用し、今後より広帯域なインターネット接続へのニーズに応えていくとしている。