(株)日立製作所は26日、スイスのファンタスティック社と衛星やxDSLを経由した一般消費者向けDTH(ダイレクト・トゥ・ホーム)マルチメディアブロードキャスティングサービスを、アジア地区向けに共同開発することで合意したと発表した。
今回の合意は、両社のもつ技術を融合し、コンテンツ配信ASPサービスを開発するというもの。アジア地区向けに予定しているDTHマルチメディアブロードキャスティングサービスは、あやゆるジャンルのマルティメディアコンテンツをPCやセットトップボックス、インターネット家電などに届けるサービス。ファンタスティックが持つ、放送とデータの融合を可能にするソフトウェアと日立が持つコンテンツ配信事業に必要なコンテンツフォーマッティング技術などを融合させて展開していくという。両社では、2001年後半をめどに、メディア業界やエンターテインメント業界との協力により、コンテンツ収集および、配信事業を行なっていくとしている。