(株)日立製作所は26日、サーバー/ワークステーション向けの内蔵型HDDドライブとして、73.9GBの『DK32DJ-72』、36.9GBの『DK32DJ-36』、18.4GBの『DK32DJ-18』を発表した。価格はいずれもオープン(予想価格は非公表)で、2001年春に出荷を開始する。
『DK32DJ-72』 |
3製品は、GMR(巨大磁気抵抗)ヘッドと、波形の歪みを補正する信号処理技術“MEEPRML”(Modified Extended Extended Partisl Response Maximum Likelihood)を採用したHDDドライブで、従来の製品より約2.3~2.8倍の記憶密度を持つという。FC-AL(Fibre Channel-Arbitrated Loop)とUltra 160 SCSIに対応し、データ転送速度は、FC-ALで最大毎秒200MB、Ultra 160 SCSIで最大毎秒160MBになるという。
また、4MBのキャッシュメモリーを内蔵し、読出しが予想されるデータをあらかじめキャッシュメモリーに読み出す“ルックアヘッドキャッシュ機能”と、ディスクへのデータの書き込みをバックグラウンドで実行する“ライトイミディエイトキャッシュ機能”を搭載する。3製品とも、本体サイズは幅101.6×奥行き146×高さ25.4mm。本体重量は、DK32DJ-72が約750g、DK32DJ-36が約730g、DK32DJ-18が約640g。