日本電気(株)、住友生命保険(相)、明治生命保険(相)、日本オラクル(株)は24日、生命保険会社が共同で利用できるネットワークサービスを提供する新会社“リバンスネット株式会社”(LIVANCE-NET Ltd.)を同日付けで設立したと発表した。資本金は4億2000万円。出資比率は、NECが76.2%、住友生命が9.5%、明治生命が9.5%、日本オラクルが4.8%。
新会社では、大容量・高速処理と安全性を実現するというネットワーク環境を、顧客と合意したサービスレベルに基づいたアウトソーシングサービスにより提供する。また、日本オラクルと共同で、インターネット接続やグループウェアなどのアプリケーションを、同ネットワーク上でASP(アプリケーションサービスプロバイダー)サービスとして提供する。そのほかにも、同ネットワークを利用したサービスを企画し提供するという。サービスレベルの維持管理・評価は新会社が担当し、ネットワーク構築作業、運営管理業務、回線・ネットワーク機器の調達などはNECに委託する。
事業を開始する2001年度の初年度売上げを6億円とし、次年度からは23億円へと事業規模を拡大する計画という。