エプソン販売(株)は10日、液晶一体型パネルトップパソコン『PAシリーズ』にWindows Me、およびPentium III-866/800EBMHz搭載モデルを追加し、10月下旬に発売すると発表した。併せて、同シリーズのCeleronプロセッサー搭載モデルの価格を最大7.3パーセント値下げする価格改定を同日付けで実施すると発表した。
『PAシリーズ』は、本体の奥行きが17.5cmで、A4ノートパソコンよりも奥行きの短い、スリムなデザインの液晶一体型パソコン。今回の新OS追加により、4種類のOSを選択できる。また、CPUは今回追加するPentium III-866/800EBMHzと、Celeron-700/667/633MHzから選択できる。それ以外の基本構成は64MBのSDRAMメモリー、SiS630チップセット、7.5GBのUltra-ATA/66対応のHDD、最大24倍速のCD-ROMドライブ、10/100BASE-TXネットワークインターフェイス、15インチTFT液晶ディスプレーとなる。“カスタム・メイド・サービス”で構成を変更することも可能。サイズは幅369×奥行き175×高さ384mmで、重さは約7.9kg。
Windows Meインストールモデルの価格は、最小構成のCeleron-633MHz搭載モデル『PA56350000』が18万9800円から、同時追加したPentium III-800EBMHz搭載モデル『PA78E50000』が21万9800円から、Pentium III-866MHz搭載モデル『PA78650000』は23万9800円からとなっている。
最大7.3パーセントの値下げとなるのは『PA56330000』で、基本構成にCPUをCeleron-633MHz、OSをWindows 98 SEを選択した構成となる。価格は18万9800円。