(株)ナムコは9月29日、シャープ(株)と同社の販売するPDA(Personal Digital Assistants)機器『ZAURUS(ザウルス)』向けに、ゲームソフト『パックマン』の公衆送信権を許諾することで合意したと発表した。これはナムコの、ゲームソフトにおけるマルチプラットフォーム展開の一環として許諾したもの。
『パックマン for ZAURUS(仮称)』のイメージ |
ザウルス向けに許諾される『パックマン for ZAURUS(仮称)』は、シャープの運営するデジタル情報家電向けの情報サービスサイト“シャープスペースタウン”からのダウンロード販売となる。発売時期は10月末頃の予定。価格は未定。
今回、『ザウルス』が対象となったのは、主に、同社のカラー液晶技術がゲームコンテンツを表現するのに適していること、また'99年に生誕20周年を迎えた『パックマン』というゲームに慣れ親しんだ世代が、現在の『ザウルス』ユーザーのビジネスマン世代と合致することなどを挙げている。
ナムコでは今後も“マルチプラットフォーム・コンテンツ・プロバイダー”として積極的に事業展開していくとしている。