(株)大塚商会と日本アイ・ビー・エム(株)は27日、中堅中小企業向けLinux版の統合型基幹業務システム『SMILEα for TurboLinux』の販売で両社が協業すると発表した。これは、日本IBMのパソコンサーバー『Netfinity』を『SMILEα for TurboLinux』の推奨機種とし、同ソフトの発売に合わせ、10月より両社共同で本格的なプロモーション活動を展開するもの。
大塚商会は、日本IBMのエントリーサーバー『Netfinity 1000』上で『SMILEα for TurboLinux』の稼動検証を終えており、日本IBMは、同社パーソナルシステム事業部を中心に稼動検証などの支援を行なっていたが、新たに今後のプロモーション活動支援のために中堅中小企業を担当するゼネラル・ビジネス事業部内にソリューションの協業チームを組織した。
今回の協業により、大塚商会は、新たな販売ルートを開拓でき、日本IBMは、『SMILEα for TurboLinux』をNetfinityの重点ソリューションに加えることで、特に中小規模市場において『Netfinity 1000』や『Netfinity 3000』などのパソコンサーバーを拡販できるとしている。