テクノグラフィー(株)は4日、LinuxやWindowsなどの複数のOSを同時に稼動できるエミュレーションソフト『VMware 2.0』の販売を同日付けで開始したと発表した。開発元は米VMware社。製品はLinux用の『VMware 2.0 for Linux』と、Windows NT/2000用の『VMware 2.0 for Windows NT and Windows 2000』の2種類で、価格はどちらも4万6500円。販売は同社のウェブサイトを通じて行なう。
『VMware 2.0』のパッケージ |
『VMware 2.0』は、1台のインテルアーキテクチャーのパソコン上で、LinuxやWindowsなどの複数のOSを同時に稼動させるエミュレーションソフト。LinuxユーザーがWindowsを同時に利用したり、開発者が複数のOS用の製品を開発したり、サポート技術者が異なるユーザーのパソコン環境を同時に再現するようなさまざまなニーズに適応できるとしている。
VMwareが稼動確認済みのOSは、FreeBSD 2.28/3.x、Red Hat 5.x/6.x、OpenLinux 1.3/2.x、SuSE Linux 5.3/6.x、TurboLinux 6.0、Corel Linux OS、MS-DOS 6、Windows 3.1/95/98、Windows NT4.0/2000となっている。