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IDC Japan、国内PCサーバー出荷台数が対前年比14.9%の成長

1999年03月16日 00時00分更新

文● 報道局 西川ゆずこ

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 IDC Japan(株)は、'98年(1月から12月)の国内におけるPCサーバーの出荷台数が20万4410台となり、対前年比14.9%の成長となったと発表した。これは、景気低迷の長期化により、'97年の成長率を大きく下回っている。しかしながら、'98年第4四半期からは、徐々に回復の兆しが見え始めているという。

 ベンダー別の出荷実績を見ると、日本電気(株)が1位を堅持、対前年比成長率は33.3%、シェアは27.2%に伸ばした。2位は富士通(株)、3位にはコンパックコンピュータ(株)が続いた。コンパックは、上期の過剰在庫により出荷が伸び悩み、対前年比成長率はマイナス12%となった。また、8位のデルコンピュータ(株)は、対前年比成長率が3.7倍と大きな成長を遂げている。

 IDC Japanは、'99年の国内PCサーバー市場が出荷台数ベースでは24万4000台、対前年比では19.4%の成長と予測している。

'98年国内PCサーバー市場 ベンダー別出荷台数



順位


社名


98年


シェア


97年


シェア


対前年成長率


1


NEC


55,600


27.2%


41,700


23.4%


33.30%


2


富士通


28,950


14.2%


24,100


13.6%


20.10%


3


コンパック


27,930


13.7%


31,740


17.8%


-12.00%


4


日本IBM


26,900


13.2%


24,000


13.5%


12.10%


5


日立


18,100


8.9%


18,000


10.1%


0.60%


6


HP


13,240


6.5%


10,400


5.8%


27.30%


7


三菱電機


11,620


5.7%


10,500


5.9%


10.70%


8


デル


8,900


4.4%


1,910


1.1%


366.00%


9


東芝


7,100


3.5%


6,700


3.8%


6.00%


その他


6,070


3.0%


8,800


4.9%


-31.00%


合計


204,410


100.0%


177,850


100.0%


14.90%

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