(株)インターリミテッドロジックは、日本全土の野鳥や野草など自然に関する情報を地図にした『フィールドマップ
日本の野鳥』、『同 日本の野草』、『同 日本のきのこ』の3タイトルを3月10日より順次発売する。
このフィールドマップシリーズは、同社の3Dマルチメディア地図ビューア『Map
Brothers』用のコンテンツ。これら3タイトルは『Map Brothers Ver.3.0』を搭載する。日本全土の3D地図データを収録し、目的地などを地図上に登録可能。Pentium
IIIのSIMD拡張命令やDirectX Ver.6.1に対応しており、道路や河川、湖などを3D表示し、ナビゲーションできる。また、GPSレシーバーと連携して、景観をリアルタイムで描画可能。走行軌跡も保存/再生できる。Windows
95/98/NT4.0対応で、価格はオープンプライス(推定小売価格6000円前後)。
『フィールドマップ 日本の野鳥』は、日本の野鳥505種類を解説した図鑑データや、全国の主な探鳥地200ヵ所を収録。図鑑データはHTML形式で作成されており、ウェブブラウザーで表示可能。データの分類はカスタマイズできる。また、野鳥の鳴き声100種をMP3データで収録している。WAVEデータからMP3データを作成できるMP3プレーヤー『SCMPX』を同梱する。3月10日発売。『同
日本の野草』は、505種類の野草データを収録し、3月26日発売。『同
日本のきのこ』は、食べられるきのこや毒のあるきのこを中心に302種類のデータを収録、4月9日発売。
また同社は、自然と旅の情報を提供するウェブサイト“山と自然の旅”を4月1日にオープンする。同サイトでは、花の開花時期や紅葉情報など全国の自然や旅に関するニュース、自然に関する連載エッセイ、全国の山の検索などを提供するほか、自然関連の書籍や地図、GPS機器等のオンライン販売を行なう。
同サイトはMap Brothersとも連動。サイト上の位置情報ボタンをクリックするとMap
Brothersが起動し、開花している場所などの位置を地図上に表示する。6月リリース予定の『Map
Brother Ver.4.0』では、野鳥や野草の観察記録などの情報を“山と自然の旅”サイト上の専用データベースに登録できる機能が追加されるという。登録されたデータは誰でも検索/表示できる。
同社代表取締役の日比光則氏は「リアルタイムで旅をシミュレートできる製品。旅に出る前や、旅の最中、家に戻ってきた後といつでも楽しめる。旅の思い出アルバムとして活用していただきたい」としている。