インフォミックス(株)は、プレス向けのカンファレンスを実施した。同社の堀昭一代表取締役社長は「第1四半期は前年度に比べて売上は倍増、第2四半期もよい数字が期待できる」とし、業績が伸びている理由として「金融ビッグバンの関係で、関係業者は海外の会社と競合しなければならなくなった。さらに、経営のグローバル化を図るなどで、情報システムの見直しをしている会社が多い。その際に当社のシステムを採用している。顧客のビジネスが伸びているので、結果われわれの業績も伸びている」と説明した。
そして「われわれはこれから、既存の顧客へのサービスを向上させながら、新規の会社も開拓しなければならない」と語り、今後は積極的な社員のリクルーティングおよび業務のアウトソーシングを図るほか、新しく“DataBlade
Developers Program”を開始すると発表した。
DataBladeは、さまざまな情報をデータベースで扱えるようにするためのモジュール。Informix
Dynamic Serverに直接プラグインするだけで、そのDataBladeが扱える各種データをデータベースに取り込めるというもの。DataBladeを組み込めば、さまざまなタイプの情報をひとつのデータベースで管理できるという。
同プログラム参加パートナーは、システム開発に関するトレーニングを受け、同社はパートナーにソフト/サポートを提供、アーキテクチャー解析などを行なう。その後同社は、パートナーのシステム設計協力やβ版のテストなどを行なう。システム開発後、パートナーがDataBladeの認証を申請、同社が認証試験を実施し、合格した場合は認証ロゴを提供する。同プログラムは9月から本格的に実施する予定で、同社はパートナーにプログラム参加を積極的に働きかけたいとしている。(報道局 桑本美鈴)
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