シャープ（株）は、B5サイズの『メビウスノートPJ』を6月6日に発売する。同製品は、本体カバーの上側にマグネシウム合金カバーを採用しており、メタリックでスタイリッシュなデザインとなっている。
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同製品は、CPUにMMX Pentium-233MHz、チップセットにインテル製430TX、64MBのメモリー、3.2GBHDDを搭載。ディスプレーには、11.3インチTFT液晶（800×600ドット、6万5536色表示）を採用している。独自開発のLCフォントにより、液晶画面での文字の読みやすさも向上したという。
キーボードは17mmキーピッチ、2.5mmストロークを確保。駆動時間は約2.5時間で、別売の『アドオン・リチウムイオンバッテリー』を装着すると、約8.5時間の連続使用が可能となる。サイズは幅259×奥行き212×高さ28.3mmで、重さ1.37kg（アドオンバッテリー装着時は1.79kg）。価格は38万5000円。
インターフェースは、PCカードスロット（TYPEII）、モジュラージャック、USB、赤外線通信、外部モニター、PS/2ポートを各1基ずつ装備。さらに同梱の外付けFDDはパラレル、シリアル、PS/2ポートを搭載し、ポートリプリケータとしての機能も備えている（本体との接続には専用コネクターを利用）。K56flex規格準拠の高速データ/FAXモデムを内蔵。CD-ROMドライブは、別売りの最大20倍速の『CE-CD01』を装着可能。
Windows95のほか、パソコン通信ソフトや英和辞書などをブリインストールしている。また、個人情報管理ソフト『PowerPIMM
Ver3.0』を搭載し、IrTran-P規格に対応しているデジタルカメラから写真データを取り込んだり、同社の携帯情報端末『ザウルス』とのデータ交換などがワイヤレスで行なえるようになった。同製品は“Windows98無償アップグレードキャンペーン”の対象商品であり、Windows98への無償アップグレードにも対応している。
なお、同社ではフロントライト搭載の11.3インチ反射型TFTカラー液晶ディスプレーモデルも開発した。メビウスノートPJと同じ筐体を利用し、ほぼ同じ重量を実現。バッテリー駆動時間は約30パーセント向上するという。いずれも、19日から4日間、東京ビッグサイトにて開催される“ビジネスシヨウ
'98 TOKYO”に出展の予定。（報道局 佐藤和彦）
http://www.sharp.co.jp/sc/gaiyou/news/980518.htm
