デルコンピュータ(株)は4日、外付けストレージ製品『PowerVault』シリーズで同シリーズのSCSIストレージ全製品の価格を据え置いたまま、対応するSCSIの規格をUltra3
SCSIにアップグレードしたと発表した。また、同時に1.6インチ厚で73GBのハードディスクドライブユニットの販売を開始したと発表した。
『PowerVault200S』と『同201S』 |
『PowerVault』シリーズのSCSIストレージ製品は、『PowerVault200S』『同201S』『同210S』『同211S』。これら全製品の価格を据え置いたまま、対応するSCSI規格を現行のUltra2/LVD
SCSIの2倍のデータ転送力をもつUltra3にアップグレード。スロット数と最大容量、最大容量搭載時の構成価格はそれぞれ、PowerVault200Sがスロット数8×73GBで196万円、同201Sが8×73GBで200万5000円、同210Sが12×18GBで111万5000円、同211が12×18GBで116万円となっている。
また、同時に発表した1.6インチ厚の73GB Ultra3 SCSIハードディスクドライブは、PowerVault
200Sと同201向けに発売されたもの。7月中旬以降は、同社のエンタープライズサーバー製品『PowerEdge』シリーズにも搭載を開始するという。