日本アイ・ビー・エム(株)(IBM)は30日、ASPやISPがEC事業者に提供する機能に特化させた、e-コマース展開のためのソフトウェア製品『WebSphere
Commerce Suite Service Provider Edition V3.2』を、5月31日から出荷すると発表した。Windows
NT版とAIX版があり、価格はそれぞれ160万円。
同製品は、エンド・ツー・エンドのe-コマースシステムをホスティングサービスとして提供するためのソフトウェアと開発ツール群。低コストの電子モールなどを提供できるという。モール数が増加しても、ASP/ISPが運用/管理面で対応できるインターフェースを提供する。ASPサービスとして利用するユーザーは、製品カタログや店舗のデザインを行なえる。将来、自社でe-コマースシステムを構築する場合には、『WebSphere
Commerce Suite』のStartパックやPro Editionへの移行が可能。