レイヤーセブン(株)は13日、中堅企業から個人事業向けにのサービスとして“業務統合アプリケーションシステム”を4月3日からASP事業として提供すると発表した。
これは、社内外の“人材管理”に特化したシステムで、社員および顧客情報をデータベース化し、検索機能を持たせたもの。社内外のキーパーソンを抽出できるとともに、社員がデータベースを共有できるという。検索機能には、ある顧客に対して社内の誰がどのような対応を取ったかがわかる“顧客対応ヒストリー検索”、ある案件に対して誰に尋ねたらよいかがわかる“キーパーソン検索”などが用意されている。社内業務の伝達システムと組み合わせることで、従来のグループウェアと一線を画したシステムをユーザー企業に提供できるとしている。
システムは、社内LANからASPセンターサーバーへの接続をインターネット経由で行なうほかに、オプションで強固なセキュリティー技術を導入した独自のISP接続を行なうことも可能。また、段階的な導入も可能という。
料金体系は、事業規模、使用人数によって異なるが10人までの企業レベルで月額5万円から。システム評価期間として1ヵ月の無料サービスを実施する予定。