コラボレーション事業モデルの確立と発展のために設立したイーコラボレーション(株)、(株)ティーエスピーインターナショナル、イー・エージェンシーグループは28日、これらが共同運営する“日本ゆったり倶楽部”において、インターネット宿泊予約システム“マイリザベーション21”と、全国の物産・特産を販売する電子商取引サービス“ふるさと楽市”を4月20日に開始すると発表した。
マイリザベーション21は、全国500軒以上の旅館やリゾートホテルの宿泊予約を行なえるもの。目的や好みに適した宿泊施設を検索し、検索された宿泊施設の詳細情報を閲覧したのち、そこから宿泊予約を行なうことができる。予約時に部屋のタイプや料理の内容などを選択し、オリジナルの宿泊プランを組み立てることができる。
ふるさと楽市は、各地の名産をはじめ、同倶楽部に加盟する宿泊施設の女将などが奨める地域の特産を販売する。
これらのサービスを利用すると、利用者にポイントが還元されるシステム“ふるさとマイレージ(仮)”を用意する。このポイントは、同倶楽部で取り扱う宿泊などすべての商品と交換できる。
なお、同倶楽部では、ウェブサイトでの情報提供だけでなく、雑誌・テレビ・ラジオと連動した複合的なメディア展開を推進するという。また、セイコーエプソン(株)の協力により、キオスク端末『インターゲート』を、加盟宿泊施設やレストラン・ドライブインなどに導入し、同倶楽部のサービスを提供する予定としている。
日本ゆったり倶楽部は、イーコラボレーションが主幹運営と事業経営を行ない、ティーエスピーインターナショナルがシステム構築とサポートを担当し、イー・エージェンシーグループがエンドユーザーに対する総合プロモーション展開などを担当する。なお、同倶楽部の会員は3月10日から募集する。