カシオ計算機(株)は、334万画素CCDを搭載したデジタルカメラ『XV-3』を、4月下旬から発売すると発表した。価格は8万8000円。
総画素数が約334万画素、有効画素数が約324万画素の1/1.8型正方画素原色CCDを採用。レンズはF2.6、f=8.3mm(35mmカメラ換算で41mm相当)の4群5枚構成レンズを搭載し、絞りはF2.6/4.2/6.6の3段階。最大3.2倍の12段階デジタルズームを装備する。
デジタルカメラ『XV-3』(アクアブルー) |
1秒以下のシャッター間隔で撮影が可能。絞り優先AE撮影のほか、マニュアル露出撮影も可能。また、撮影した画像の明度分布をグラフ化し、絞り値やシャッター速度などを表示するヒストグラム表示機能も搭載する。
ディスプレーは、1.8型ハイパーアモルファスシリコンTFT低反射カラー液晶を装備。画像フォーマットはDPOFに対応したJPEG(Exif Ver2.1)で、記録メディアにはコンパクトフラッシュを利用する。また、マイクロドライブも使用可能。なお、メディアは付属しない。
撮影可能枚数は、8MBのメディアを使用した場合、1008×768ピクセルのECONOMYモードで43枚、2016×1536ピクセルのFINEモードで5枚。AVI形式で動画の撮影もできる。
インターフェースは、USB、シリアル接続用デジタル入出力、ビデオ出力(NTSC/PAL)を装備。付属のリチウムイオン充電池を使用した場合、約100分(約390枚)の連続撮影が可能。本体の色は、サンドシルバーとアクアブルーの2色で、サイズは幅114.8×奥行き32.8×高さ62.0mm。電池を含まない重量は215g。
撮影した画像をパソコンに転送して、閲覧することができる『Photo Loader』やドライバーなどを収録したCD-ROMのほか、ストラップやソフトケース、充電器やビデオコードが添付される。パソコンとの接続にはオプションの『USB接続キット』、または、『パソコンリンクケーブル』が必要で、価格はそれぞれ4800円。