カシオ計算機(株)(CASIO)は17日、女性向けの携帯情報ツール『スナップパレット
EM-10』と『モバイルユニット RX-50』を12月10日に発売すると発表した。
『スナップパレット EM-10』 |
『モバイルユニット RX-50』 |
『スナップパレット EM-10』は、付属のケーブルでデジタル携帯電話と直接接続してEメールの送受信が行えるペン入力タイプの携帯情報ツール。またスケジュール管理や電話帳などの個人情報管理(PIM)機能、国語辞典や英和辞典などの辞書も装備している。
メール機能は、@nifty、BIGLOBEなどプロバイダー11社のメール接続設定データを内蔵し、通信速度9600bps、メールのメモリー件数約1000件となっている。
幅81.5×奥行き128×高さ15.6mmの縦型で重さ約145g(電池含む)。電源は単4電池アルカリ電池2本で最大約160時間使うことができる。液晶ディスプレーは160×160ドットのモノクロマトリックスFSTN液晶で、内蔵メモリーは1MB。
入力方式は、ペンを用いた手書き文字認識入力とソフトウェアキーボード(50音、ローマ字、英字)入力。漢字の変換方式は一括入力自動文節変換で、文字種は5890字、辞書数は約10万8000語。
別売りのパソコン用PIMソフトと接続ケーブルをセットした『パソコンリンクキット』(価格5000円)を利用して、PIM機能のデータとパソコンのPIMデータと比較して、自動で更新する“PCシンクロナイズ機能”や、パソコンのデータを転送できる“クイックデータコピー機能”などパソコンとの間のデータのやり取りもできる。
『モバイルユニット RX-50』のほうは、携帯電話接続ケーブルを別売りとしたモデル。
価格は『スナップパレット EM-10』が2万1800円、『モバイルユニット
RX-50』が1万9800円。