3月1日~3日にかけて、日本コンベンションセンター(幕張メッセ)にて行なわれた「IBM総合フェア2000」では、展示会場にLinuxコーナーが設けられた。
日本アイ・ビー・エムブース
「IBM S/390 Multiprise 3000」上でLinuxを動作させている。価格は、4~5000万円!!。ドイツのIBMの技術者が、3カ月の余暇の間にLinuxカーネルをハックしてみたところ、S/390上で動いてしまったのがきっかけだという。実は今のところ、具体的なソリューションはなく、使い道を模索中とのこと |
「IBM S/390 Multiprise 3000」の内部。総容量は800GB |
IBM RS/6000上で動くYellow Dog Linux。残念ながらMOL(Mac on Linux)は、動かないとのこと |
ターボリナックスジャパンブース
「TurboCluster Server 4.0J」をデモ。製品についての詳しい内容は、記事末の関連記事を参照のこと。ここでは、「ロードバランシング」の実演を行なっており、プライマリWebサーバーへの要求を、それぞれ異なるコンテンツを配置したバックエンドサーバに割り振り、どのサーバが要求に対応したかがわかるようになっていた |
「TurboCluster Server 4.0J」。モニタ右上の部分が黒の時は、バックエンドサーバーA、白の時はバックエンドサーバーBから、コンテンツが返されている |
レッドハットブース
レッドハットのブースでは、「Official Red Hat Linux 6.1 改訂 日本語版」をデモ |
ネオナジーブース
「OpenLinux eServer 2.3 日本語版」をデモ。FrameBufferを使用した起動画面。「OpenLinux」は、起動画面も一味違う |
ブラウザ経由でサーバ管理ができる「Webmin」 |
ロータスブース
「ロータス ドミノ R5 Linux対応版」をデモ。バージョン「5.0.2b」であることがわかる |
リコーテクノシステムズブース
PureJavaで作成された、Linuxリモート巡回監視システム「Neteyes」をデモ。インターネット経由で、多数のサイトを集中管理することが可能だという。リコーテクノシステムズ(株)は、日本アイ・ビー・エム(株)、(株)インフォデリバ、ターボリナックスジャパン(株)と共に、Linuxソリューションを提供していくという |