「Buy Now!」できる気持ちよさ
Macとデジタルオーディオに詳しいライターの高橋敦氏は、商品がその場で買えることのメリットを強調する。
Macworld Expoなど、アップル関連のイベントが開かれたとき盛り上がるのがApple Store。基調講演で新製品がお披露目されたあと、最初にオンラインのApple Storeで販売(または予約)が始まるというのが恒例だからだ。
ネットで基調講演の中継を見たり読んだりしているMacユーザーは、Apple Storeがいつ更新されるかを心待ちにしてウェブブラウザーの「リロード」ボタンを繰り返し押してしまう。
しかも、基調講演は米国時間の午前に合わせて開かれることが多い。この時間帯は、日本では深夜から明け方に当たります。深夜でテンションが上がっているときに、スティーブ・ジョブズのうまいプレゼンで新製品を見せつけられると、思わず「今すぐ購入」ボタンをクリックしそうになってしまう。欲しいと思ってすぐに注文できるのはいいことだが、ある意味「危険」だ(笑)
以前の記事でも触れたが、発表と同時に購入を申し込めるのは、オンライン直販ならではの大きなメリットだ。2009年1月5日から開かれるMacworld Expoで日本向けに新製品が出た場合は、ぜひApple Storeをチェックしてみよう。
Macをお得に買える「整備済製品」
最後は僭越ながら筆者から……。
ASCII.jpでMacネタを担当し、MacやiPodを触ってそのよさを知ると、どうしても実機を「俺のもの」にしたくなる。しかし残念ながら、バリバリ新製品を買えるほどお財布に余裕があるわけでもない。
そこで、Macをできるだけ安く手に入れるために活用しているのが「整備済製品」のページ(Apple Storeで見る)。これは返品されたり初期不良だったMac/iPodを新品同様に修理/調整したもので、通常の価格より安く売られているのが特徴だ。一度修理されているわけだから、新品より初期不良が少ないだろうという見方もできるだろうし、新品と同じ1年の特別保証が付いてくるのでサポート面でも心配なし。
ただ、悩ましい(?)のが、修理/調整したものを売っているので、必ずしも自分が欲しい商品が出ているとは限らないという点。販売数も決まっているので、商品が並んでから早い者勝ちで買われていってしまう。整備済製品のページで迷っていたら、すでにお目当てのブツがなくなっていたというのもしばしばだ(涙)
整備品として出される製品の中には、ひと世代、ふた世代前のMacやiPodもある。デザインが古かったり、性能が最新のものより劣っていても、用途によっては十分「即戦力」として役立ってくれるだろう。
ちなみにASCII.jpでは整備済製品のページを随時チェックしていて、情報が更新されると「Mac/iPod」タブのページ右側に商品の一部を掲載している。アップル製品をできるだけ安く買いたい人はぜひチェックしてほしい。