イー・モバイル(株)は13日、同社の高速データ通信サービス「EMモバイルブロードバンド」のMVNO(Mobile Virtual Network Operator)向け事業展開を本日開始したと発表した。本日よりMVNOとしてイー・モバイルの回線を利用したサービスを提供するのは、ISP(インターネット サービス プロバイダー)のBIGLOBEと@niftyの2社。
BIGLOBEでは、個人会員と法人会員向けに「BIGLOBE高速モバイル」としてサービスを提供開始する。月額利用料はどちらも14万パケットまでが3224円で、それを越えると1パケットあたり0.0105円が課金され、約42万パケットぶんの6227円で止まる2段階定額制を採用している。データカード端末のみがレンタルされ、初期費用は申し込み手数料の2835円のみが必要となる。
ただし、BIGLOBEのコンテンツのみが利用できる「コンテンツコース」の会員では、BIGLOBE高速モバイルは利用できない。
@niftyでは、「@nifty Mobile BB」としてサービスを提供開始する(関連記事)。通信料は定額の5386.5円で、端末レンタル料を含めた月額利用料は6121.5円となる。なお、サービス開始月は、通信料および端末レンタル料を合わせた6121.5円が無料となる。