バンダイによる「機動戦士ガンダム00」に登場する主要ガンダムのプラモデル化は、毎月複数の新製品が発売になっている。今月の口火を切ったのはHGシリーズの「ガンダムヴァーチェ」だ。今回のヴァーチェで、HGシリーズに4体のガンダムが揃い、1/144シリーズを並べることができるようになった。またHGシリーズに搭載されている変形機構は、今回のヴァーチェでもしっかりと再現されており、「GNバズーカ」をバーストモードに変形できる。TV本編では活躍シーンが少ないヴァーチェだが、TVを先取りする形で特徴的な機能をプラモデルで確認できる。このアニメ先取りで機能がわかるのは、「ガンダム00」シリーズのガンプラに共通する特徴といえそうだ。店頭での販売価格は、1500円程度となっている。
この機体の特徴は、なんと言っても装甲とバズーカ。その外見は「フルアーマー」や「パーフェクト」などといった名前をつけたくなるデザインだ。「0083」に登場したGP02などにも似たモノを感じる。
その特徴をアピールしていると感じたのが、コトブキヤ秋葉原本店で見かけた「漢ならキャノンだろ!!」というポップ。ガンダムと名前が付く機体では珍しい重装甲・重武装タイプということもあり、このポップには筆者も大きくうなずいてしまった。
またHCM Proシリーズには「ガンダム キュリオス」が登場。1/200スケールでありながら、組み替えの必要がない変形を再現しているのが特徴だ。しかもロック機能を備えたことで、飛行形態への変形後も保持がしっかりと行なえ、展示にも便利な構造になっている。店頭での販売価格は3000円程度だ。本体の変形機能だけでなく、GNシールドのクロー状態への変形や、アンテナ・ウィングといった細かいパーツの可動も実現している。今月末にはヴァーチェの発売も控えており、HCM Proシリーズで「ガンダム00」のガンダム4機が揃うのも時間の問題だ。
同じくHCM Proシリーズでは12月発売予定になっている「HCM Pro 48-00 Hi-νガンダム」のサンプル展示がアソビットキャラシティで行われていた。MGシリーズで発売になったときも注目を集めた機体だけに、HCM Proでの登場も楽しみだ。