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日本サムスン、USB接続でマルチディスプレー環境を構築できる「SyncMaster 940UX」を発売

2007年10月05日 17時03分更新

文● 編集部 若林健太

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 日本サムスン(株)は5日、ディスプレー同士をUSBで接続することによりマルチディスプレー環境を構築できる19インチSXGA(1280×1024ドット)液晶ディスプレー「SyncMaster 940UX」を今月中旬に発売すると発表した。価格はオープンプライスで、予想実売価格は4万6000円前後。

SyncMaster 940UX

SyncMaster 940UX

 SyncMaster 940UXは、同機種同士をUSB経由で接続することでマルチディスプレー環境を構築できる。パソコンとディスプレーの接続は映像ケーブルとUSBケーブルのいずれかを利用し、ディスプレー同士の接続には映像ケーブルは不要。マルチディスプレー環境を構築するためには専用のドライバーソフトをパソコンにインストールする必要があり、ドライバーソフトで複数のディスプレーを同一のデスクトップとして扱えるエクステンドモードと、すべてのディスプレーに同じ内容を表示するクローンモードを切り替えられる。ディスプレーは最大6台まで接続可能。なお、USB接続によるマルチディスプレー環境の構築はWindows Vista/XP SP2/2000(SP4)のみ対応(Windows Vistaの場合、グラフィックス機能(GPU)がWDDMに対応している必要がある)。

 コントラスト比は1000:1。動画表示時に暗めのシーンではバックライトを抑えて暗い色を強調し、明るめのシーンではバックライトを高めて明るい色を強調する「ダイナミックコントラスト比」は2000:1。輝度は300cd/m2、応答速度(黒→白→黒)は5ms。視野角は上下左右ともに160度。チルト角は上22度/下3度で、スイーベルは左右各175度に対応する。VESAマウントは75mm。

 映像入力のインターフェースはDVI-D(HDCP非対応)、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)を各1系統。ハブ機能に対応するUSB 2.0(Hi-Speed対応)を2系統装備する。本体サイズは幅407.6×奥行き200.0×高さ408.0mm(スタンドを含む)、重量は5.2kg。電源は内蔵ACアダプターを利用し、消費電力は最大42W(待機時5W以下)。

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