トレンドマイクロ(株)は31日、統合性セキュリティーソフト『ウイルスバスター2007 トレンド フレックス セキュリティ』のプラグインツールとして、ウェブブラウザーが表示しようとするウェブサイト/ページの安全性を評価する“Trend プロテクト”(トレンドプロテクト)を6月20日に配布開始すると発表した。本配布に先駆けて、本日β版を提供開始している。
Trend プロテクトで色分け表示したイメージ。このほか、プラグインをインストールすると、Internet Explorerのツールバーに注意や警告を目立たせるボタンが追加される
Trend プロテクトが対応するのはWindows Vista/XP(32bit版)で動作するInternet Explorer 6.0以上で表示しようとするウェブサイト/ページ。β版は本日から6月8日までの期間限定で配布される。β版の利用可能期間は20日までで、本配布が始まると自動アップグレードにより正式版に更新される。なお、β版については同社のサポート対象外となっている。
Trend プロテクトでは、大手ポータルサービス(Google/Yahoo!/MSN)の検索結果ページに表示されるウェブサイト一覧に対して、個々のウェブサイトの安全性を、サイト自体のレビュテーション(評判)や信頼性を評価した上でサイト名のリンクごとにマーカー表示するもの。マーカーは4色5段階で評価され、安全＝緑、信頼済み＝黄色、警告＝黄色、危険＝赤、不明＝グレーで塗り分ける。信頼済みは、警告/危険などに分類されたページをユーザー自身がアクセス可能と判断、評価したもの。これにより、検索キーワードなどで見つけた初めて訪れるウェブサイトでのトラブルが予防できるという。なお、検索サービス以外の通常ページのリンク先の安全性については、ウイルスバスター2007の“フィッシングチェッカー”が機能する、としている。
このTrend プロテクトの提供開始を記念して、同社では“V＆Vキャンペーン パート2”として、任天堂(株)の携帯ゲーム機『ニンテンドーDS Lite』など、合計105名にプレゼントが当たるキャンペーンを実施している。詳細は同社のキャンペーン告知サイト(http://VirusBuster.jp/vv2/)を参照いただきたい。
