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1アカウントあたり100MBまで、100KBの添付ファイルを送受信可能

HOWS、ウェブメールシステム“HOWS Mail”のβ版を無償提供開始

2007年04月23日 23時00分更新

文● 編集部

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(株)HOWS(ハウズ)は23日、Ajax(Asynchronous JavaScript + XML)を採用したウェブメールシステム“HOWS Mail”(ハウズ メール)のβ版として、ウェブメールクライアントサービスを、専用ウェブサイト(https://ml.hows-ajax.jp/)で本日提供開始したと発表した。別途、POP3/SMTP対応のメールアカウントが必要だが、ユーザー登録を行なえば無償で利用できる。なお、正式版は『HOWS Mail Ver.1.0』として、企業向けに6月ごろ販売開始する予定(価格は未定)。

HOWS Mailのスクリーンショット

HOWS Mailのスクリーンショット

HOWS Mailは、メール一覧などを表示する際に、Ajaxの非同期通信を利用した“データの先読み機能”と“画面の部分的な再読み込み機能”を搭載することで、画面表示を高速化したのが特徴のウェブメールシステム。同社開発のAjaxコンポーネントを利用することでソフトを軽量化し、起動時間を短縮している。さらに、送受信するデータ形式にJSON(JavaScript Object Notation)を採用することで、データサイズを縮小し、送受信速度を短縮したという。

今回β版として公開されたのは、POP3/SMTPに対応したウェブベースのメールクライアントで、ユーザーが保有しているメールアカウントでの送受信がウェブブラウザー上で行なえる。対応するメールサーバーは、送信側がRFC2821準拠のSMTPサーバー、受信側がRFC1939準拠のPOPサーバーを用いたもの。なお、1アカウントあたりのメールボックスの最大容量は100MB、添付ファイルは最大100KBに制限されている。製品版では、顧客企業のメール/ウェブサーバーを利用して運用されるため、メールボックスの容量や添付ファイルサイズは導入先によって異なるという。

β版の対応OSはWindows XP SP2(Windows Vistaは非対応)、対応ウェブブラウザーはInternet Explorer 6.0 SP2/Firefox 2.0のみとなっている。同社ではIE 7については現在動作確認中としており、Firefox 1.5.xに関しては“機能に一部制限がある(画面表示が一部異なる)”という。対応機種は、Pentium III-700MHz以上のCPUと512MB以上のメモリーを搭載したPC/AT互換機。

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