40年の節目に
2021年4月1日付で、富士通クライアントコンピューティング(FCCL)の新社長に、大隈健史氏が就いた。
同日に行われた就任会見で、大隈新社長は、「今年は、富士通のPCが発売されてから40周年になる。その節目に齋藤会長からバントを受け継ぎ、FCCLをリードしていくことに喜びを感じている。アグレッシブに、お客様に貢献していきたい」と、新社長としての抱負を語った。
バトンを渡し、取締役会長に就任する齋藤邦彰前社長は、「自信満々で社長のバトンを渡すことができる」とし、「人に寄り添う製品ポートフォリオはこれからも変わらない。お客様の要望をいち早く実現し、お客様のお役に立つという独自性はこれからも磨き上げていく」と述べた。
この連載の記事
-
第594回
ビジネス
自動車工業会は、今年もJapan Mobility Showを開催、前身は東京モーターショー -
第593回
ビジネス
赤字が続くJDI、頼みの綱は次世代有機EL「eLEAP」、ついに量産へ -
第592回
ビジネス
まずは現場を知ること、人事部門出身の社長が続くダイキン -
第591回
ビジネス
シャープが堺のディスプレーパネル生産を停止、2期連続の赤字受け -
第590回
ビジネス
生成AIに3000億円投資の日立、成長機会なのか? -
第589回
ビジネス
三菱電機が標ぼうする「サステナビリティ経営」、トレードオフからトレードオンへ -
第588回
ビジネス
富士通の子会社でDX専門のコンサルティングをするRidgelinez -
第587回
ビジネス
メーカー自身が認定し、工場検査後に販売するパナソニックの中古家電 -
第586回
ビジネス
マイクロソフト、日本への4400億円のAI/データセンター投資の実際 -
第585回
ビジネス
日本市場の重要性を改めて認識する米国企業、変革期にある製造業がカギ -
第584回
ビジネス
NTT版の大規模言語モデル(LLM)、tsuzumiの商用化スタート、勝算は? - この連載の一覧へ