レノボ・ジャパンは、PCの1日修理完了率が95%に達したと発表した。
1日修理とは、延長保証を含む保証期間内のPCを対象に、サービスセンターに到着してから24時間以内に修理を完了し、出荷することを指す。
保証期間外のPCの修理は有償となるため、修理箇所を確認後、PCの所有者に有償での修理の可否を確認する作業が発生するため、1日での修理は難しいが、保証期間の無償修理であれば、修理拠点に到着後、すぐに修理作業に取り掛かれるため、拠点側が体制を強化したり、改善したりすることで、1日修理率を高めることができる。
同じレノボグループのNECパーソナルコンピュータ(NEC PC)が、先行して一日修理率95%を達成していたが、NEC PCはコンシューマ向けPCに限定していたのに対して、レノボ・ジャパンの場合は、コンシューマ向けPCとコマーシャル向けPCの両方で対応。これに伴い、修理対象となる機種数が増えたり、部品点数が増えたり、修理スキルの習熟範囲が広がったりといったようにハードルが高くなる傾向があった。
そうしたハードルを越えて、このほど、NEC PCと同等水準の1日修理率を達成したことになる。
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