量販店でのシェアが高まり、スマートフォンで勢いに乗るドコモ
NTTドコモがスマートフォン市場で存在感を高めている。
7月27日に行った2012年度第1四半期(2012年4月~6月)の連結業績発表の席上、NTTドコモ・加藤薫社長は、スマートフォンの好調ぶりを訴えてみせた。
第1四半期の携帯電話の販売台数は、前年同期比11.2%増の517万台。そのうち、スマートフォンの販売台数は、前年同期比92.0%増の249万台となり、高い伸びを達成するとともに、全体の48%を占めた。
「スマートフォンは、7月にも約100万台を販売しており、7月27日時点で、今年度累計350万台を上回った。年間目標の1300万台に向けて、力強く動いている」と胸を張る。
とくに強調したのが、量販店店頭でのシェアが上昇していることだ。
GfKジャパンの調べによると、量販店におけるスマートフォンの販売シェアでは49%。「ドコモが5割近いシェアを獲得している」と、ナンバーワンシェアであることを訴える。
実際、スマートフォンをずらりと揃えた、夏モデル17機種の動きは好調だという。
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