日本たばこ産業(JT)は19日、新技術を採用したチャコールフィルターを採用したメンソール「セブンスター・ブラック・チャコールメンソール・ボックス」の製品説明会を東京・表参道にて開催した。同製品は8月上旬に全国で発売される予定で、価格は300円(20本入り)。タール値は7mgで、ニコチン値は0.6mgとなる。
従来までのチャコール(活性炭)フィルターをメンソール製品に使用した場合、喫煙前にメンソール成分もフィルターが吸着してしまうので、タバコを吸った際のメンソール感を低下させていたという。
今回採用されたチャコールフィルターは、従来までのフィルターとは違い、活性炭であるチャコールを特殊な膜で封入することで、喫煙前のメンソール成分などの吸着を抑えることに成功。チャコールを包んでいる膜はタバコを吸う際通る煙の湿度で破れ、タバコの雑味のみを抑えられるという。