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OpenAIが多要素認証を採用したよ

2024年03月08日 12時45分更新

文● 田口和裕

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 OpenAIは3月8日、同社のチャットAI「ChatGPT」およびAPIアカウントに、「Google Authenticator」などを使用した多要素認証を追加したことを発表、順次実装されていく模様。

セキュリティーが大幅に向上

 多要素認証を有効にすると、ログイン時にメールアドレスとパスワードだけではなく、Google Authenticatorなどによるワンタイムコードが必要になる。

 これにより、仮にメールアドレスとパスワードが流出したとしても、物理的にユーザーのスマートフォンを所持していない限り、アカウントへのアクセスは非常に困難になり、アカウントのセキュリティーが大幅に向上する。

 多要素認証を有効化するには、ChatGPTにログインした状態で画面左下のユーザーネームをクリックし、「Setting」を選択する。

 「Setting」ウィンドウが開くので、「Multi-factor authentication」の「Enable」ボタンをクリック。

 QRコードが表示されるので、スマートフォンのGoogle Authenticatorアプリを起動してスキャンする。

 Google Authenticatorに「OpenAI」が追加され、6桁のワンタイムコードが表示される。

 表示された6桁のコードを入力して「続ける」をクリック。

 万一の場合に利用できるリカバリーコードが表示されるのでどこかに保存し、「続ける」をクリック。

 以上で多要素認証の設定は終了だ。ログイン時にひと手間増えるが、ChatGPTを頻繁に利用している人は必ず設定しておこう。

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