フルカウルのスポーツバイクが好きだ、というタレントで女優でモデルの新 唯(あらた・ゆい)さん。ですが、たまには違うバイクにも乗ってもらわないとネタが尽きてしまうのも事実です。今回は女性にも人気というHondaの「レブル250」をご用意しました。実際に乗って、その人気の秘密を探ってみる、というのが本企画の趣旨です。
レブルはなぜ人気になったのか?
レブル250は、1930~40年代にライダーに流行したダートトラックレースで活躍したバイク(ボバースタイル)を彷彿させるクルーザーバイクです。車体はスリムで170kgと比較的軽量。ハンドルもシートポジションも低いことから、女性ライダーからの支持が高く、Hondaの軽二輪では最も販売台数の多い1台といわれています。ノーマル仕様のほか、ヘッドライトにカウルを取り付けるなど、純正アクセサリーを装着したS Editionの2モデルが用意されています。今回お借りしたのはS Edition。「なんかアメリカンバイクみたいですね」と唯さん。「こういうスタイル、嫌いじゃないですよ」と意外な一言に驚き。勝手にお嫌いだとばかり思っていました。
シート高さは690mm。スポーツバイクに比べてシートポジションは10cmほど低く、足付きは良好。足がペッタリ地面につくということは、安心感につながりますからね。ポジションは背筋がピーンという感じ。唯さんは乗車後「スポーツバイクって前傾がキツいので、上半身の体重が手にかかるんですよね。だから乗っていると手がしびれてくるんですよ。このバイクはそういう感じはしないですね」とポツリ。この楽な感じがクルーザータイプのよいところ。にしても、唯さんはどこかワイルドな雰囲気です。
ほかのバイクとレブル250が大きく異なるのが、イグニッションが車体の左側、ハンドルロックが車体の右側にあるところ。アメリカンタイプのバイクでは良くあるパターンなのですが、これが意外とわずらわしかったりします。慣れれば何ということはないのですが。
パワーもサイズもちょうどいいのがレブル250
街を走った後は駐輪場の枠にバイクを停めます。「駐輪場の枠に入れるのもラクですね」というように、運転中も手押しも取り扱いしやすいのがレブル250の魅力。「スポーツバイクよりもハンドルの切れ角が大きいみたい。だから扱いやすいのかな」とも。
「カッコよくて扱いやすい、乗りやすい。レブルいいですね」という唯さん。「最近、バイクが欲しいんですよ」と言いながら、乗り終わった後にレブルをまじまじと観察していました。次は何に乗りましょうかね
この連載の記事
-
第433回
自動車
スズキ「スイフト」が4代目に! シャープな顔と安定性と低重心さを感じるデザインが魅力 -
第432回
自動車
EVなのにドリフト!? 変速ショックもあるヒョンデ「IONIQ 5N」に新 唯も興奮! -
第431回
自動車
エコもなんのその! V8エンジンで525馬力のSUV「ディフェンダー」は趣味車として最高の選択肢 -
第430回
自動車
燃費良し走り良し! スズキ「ソリオ バンデッド」のハイブリッドが売れてる5つの理由 -
第429回
自動車
Honda「オデッセイ」は2列目シートの使い勝手と座り心地が最高すぎた! -
第428回
自動車
砂漠も山道も走れるJeep「WRANGLER SAHARA」は東京砂漠も楽勝だ! -
第427回
自動車
ホイールで走りが変わる!? ホンダ「VEZEL」の専用ホイールを新 唯がテスト! -
第426回
自動車
SUV+BEV=最高! メルセデス・ベンツの電動SUV「EQB」はアイドルも納得の乗り心地 -
第425回
自動車
雪道も砂漠もドンと来い! ポルシェ「911 ダカール」は悪路を得意とするスーパースポーツ -
第424回
自動車
今買うならMAZDA2の前モデルがお買い得な5つの理由 -
第423回
自動車
ホンダの新型アコード試乗! ハイブリッドなのにエンジン車のようなユニークな走り - この連載の一覧へ