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9980円で買える「OPPO Watch Free」電池持ちや基本機能にも満足

2022年03月28日 09時00分更新

文● 村元正剛(ゴーズ) 編集●飯島恵里子/ASCII

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筆者はOPPO Find X3 Proに「Hey Tap Health」アプリをインストールして使った。Android 11ベースのColorOS 11のときは、たまにウォッチとの接続が切れることがあるのが気になったが、Android 12ベースのColorOS 12にアップデートしてから安定した

やや不満に思う機能はあるが、価格を考えると妥協できる

 スマホとの連携には「HeyTap Health」アプリを使います。筆者はOPPO Find X3 Proとペアリングして使っていますが、他メーカーのAndroidスマホでも全機能が使えます。

 なお、iPhoneでは、後述する「いびきモニタリング」機能と、文字盤の一種である「ライトペイント文字盤」、「スマホを探す」の3つの機能が対応していません。つまり、これら3つの機能を必要としないのなら、iPhoneユーザーも検討する価値はあります。

「Hey Tap Health」アプリのトップには「ヘルスケア」データが表示される

 アプリを使う機能でおもしろかったのが「AIコーディネイト」機能。自分の服装などを撮影して、その色彩情報をもとにして、オリジナルの文字盤が作れるという機能。要するに、その日のファッションと文字盤をコーディネートできるわけです。

 他にも、用意されている文字盤は多く、自分で作成したりもできるのですが、ウォッチにインストールしておけるのは7種類。頻繁に替えたい人には物足りないかもしれません。

文字盤のカスタマイズメニューは充実

自身の服を撮影して、その服に合う文字盤を作成することができる

光の線を描くようにオリジナルの文字盤を編集することも可能

 スマホとの連携で、やや残念に思うところもありました。電話を着信した場合、ウォッチに通知されますが、ウォッチでは応答操作はできず、通話拒否だけができる仕様です。ウォッチにはマイクがないので通話できないのは致し方ないのですが、スマホをカバンに入れている状況では、とりあえずウォッチで応答操作をしておいて、スマホを取り出してから「お待たせしました」と話せるといいかなぁと思ったりしました。

電話を着信した場合は、このような画面が表示され、拒否することだけができる

 メールやメッセージは受信が通知され、一部が表示されますが、本文を読んだり、返信することはできません。1万円を切るモデルで、音声操作にも対応していないので、受信確認ができるだけで十分と思うべきでしょうね。

 スマホが見当たらない時に音を鳴らして探せるのは定番機能とはいえ、やはり便利。スマホでカメラを起動している場合にシャッターとして使えたり、音楽を聴いているときにスキップしたり、音量を調整したりできるのも便利だと感じています。

天気、アラームなどの定番機能はもれなく装備

自分が設定したタイミングで水分補給を促すリマインダーも設定可能

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