このページの本文へ

石川温のPCスマホニュース解説 第135回

ドコモ「ahamo大盛り」狙いは収益回復か

2022年03月28日 09時00分更新

文● 石川温

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

小容量プランはないに等しい

 KDDIにはUQモバイルとpovo、ソフトバンクにはワイモバイルとLINEMOという小容量プランが充実したブランドが揃っているが、NTTドコモにはそうしたプランやブランドがないに等しい。

 NTTドコモが提供する「5Gギガライト」は割高感があり、コストパフォーマンスが悪い。

 NTTドコモでは小容量を望むユーザーに対しては「エコノミーMVNO」として、OCN モバイル ONEを店頭で勧めるようだが、NTTドコモを長年、使い続けてきたユーザーからすると、一度、NTTドコモを解約して、ONEモバイルONEを契約するのは抵抗がありそうだ。

 ONEモバイルONEは0.5GBで550円となっているが、こちらも決して安いとは言えない。NTTドコモに愛着がなく、解約してもいいと思えるユーザーであれば、OCN モバイル ONEではなく、UQモバイルやワイモバイル、さらには他のMVNOが提供する格安スマホサービスでもいいだろう。

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン