ギガホと大盛りの2本立て
一方、5Gギガホプレミアは割引を最大限に適用させると4928円になるのだが、この「割引を最大限に適用させる」というのが結構、ハードルが高い。
家族が3回線以上、NTTドコモであれば、1100円割引、自宅の光回線がドコモ光であれば1100円割引、dカードで支払っていれば187円割引と言った具合だ。
家族がみんなNTTドコモを契約し、自宅の光回線もドコモ光、もちろんNTTドコモのクレジットカードであるdカードで支払っているという「NTTドコモにどっぷり囲われている」状態になってようやくこの金額になるのだ。
ahamoが狙っている単身者にはまず不可能な組み合わせであることは間違いない。NTTドコモとしては5Gギガホプレミアの割引で家族をまるごと囲い込みつつ、ahamoで単身者に逃げられず、また他社からユーザーを奪う二本立てで展開しているというわけだ。
ただ、いまのNTTドコモが、どうしても弱く見えてしまうのが3GB程度の小容量プランだ。
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