1年ほど前に秋葉原で通称「ツイ廃専用液晶」と呼ばれ、パーツとして販売されていた変態的縦横比のディスプレーを秋葉原ラジオデパートのShigeZone通販で衝動買いした。外装ケースもなく液晶本体とHDMIインターフェースボードとのキット製品だった。
ツイ廃専用液晶が話題を呼び予想外に人気だったからか、その後、いくつかのネット通販でも同じような商品を輸入販売するようになった。同じような液晶パネルは中国の通販大手であるAliExpressなどでも似たようなサイズ、解像度のモノが多く売られていた。読者の中には、すでにご存じだった方も多いだろう。
今回、筆者が衝動買いしたのは、ShigeZoneのツイ廃専用液晶のようにパーツ販売ではなく、きちんとした外装ケースも取り付けられ、ケーブルや取説も同梱されディスプレーの完成商品としてITPROTECHブランドで発売されたものだ。
パッケージに記載されているように、商品名はおそらく「Screen Plus」。商品のカテゴリーは「14型バータイプ液晶モニター」、IPS方式のグレア(光沢)パネル、解像度は3840×1100ピクセル、アスペクト比は約35:10、視野角160度、スピーカーを搭載し、HDMI/USB Type-C/アナログRGBの映像入力対応(ケーブル同梱)、2台のPCの出力を小窓表示や画面分割表示できるPIP/PBP機能も搭載している。
今回のScreen PlusはShigeZoneのツイ廃専用液晶に比べるとはるかに高機能となっているが、筆者が一番気になっていたのはその外観サイズだ。ツイ廃専用液晶のサイズイメージが目に焼き付いていたので、筆者も実際の商品を手に取るまで、14インチと聞いていてもほぼサイズ感はゼロだった。
実際に筆者のメインモバイルPCのThinkPad X1 Nanoとツイ廃専用液晶、そして今回のScreen Plusの3台を並べて見ればその差は一目瞭然だ。発売日に手に入れたScreen Plusを見た筆者の友人のほとんどは「デッか!」というのが第一印象だった。
これはいかに人間はスペックの数字よりも、先に最初に見た似た商品の印象の方が強烈なのかを示している。写真で見てみてもツイ廃専用液晶(8.8インチ)は、Screen Plus(14インチ)の4分の1近いサイズに感じてしまう。
この連載の記事
-
第784回
トピックス
ありそうでなかった“目盛り”で時間経過「ビジュアルバータイマー」を衝動買い -
第783回
トピックス
ニキシー管風「Smart Weather Clock」(天気予報管)を衝動買い -
第782回
スマホ
6万9800円で「nubia Flip 5G」折りたたみスマホを衝動買い -
第781回
トピックス
真ん丸の外観に惹かれ円盤型「UFOマウス」を衝動買いしたが…… -
第780回
トピックス
好みの時間を設定可能、乾電池式「ポモドーロタイマー」を衝動買い -
第779回
トピックス
レノボとAmazonベーシックのお勧め「ラップトップスタンド」を衝動買い -
第778回
トピックス
折ってちぎって6人で使える「Paper Pens」を衝動買い -
第777回
トピックス
ゲオでレトロ感満載「FM付き レトロスピーカー」を衝動買い -
第776回
トピックス
発売日に電子メモ「Boogie Board(papery)」を予約衝動買い -
第775回
トピックス
ユーザー評価の高いJPRiDE「model i ANC」を手に入れた! -
第774回
トピックス
割り切りが素晴らしい3COINSの3300円スマートウォッチを衝動買い - この連載の一覧へ