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iPhone&iPadの便利な「合わせ技」活用術

2022年02月23日 12時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

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FaceTime通話中にApple TV+のビデオやApple Musicの音楽を参加者揃って楽しめるSharePlayの機能

FaceTimeビデオ通話の楽しさが倍増するSharePlay

 iPhone、iPadを使って遠くにいる友だちや家族とFaceTimeアプリでビデオ通話をしながら、エンターテインメント系のコンテンツなどを同時に視聴できる「SharePlay」も便利な機能です。

 コンテンツの再生はネットワーク環境の状態にも依存しますが、ビデオ通話の参加者どうしが同じコンテンツを遅延なく視聴できるように機能は設計されています。ただ、Apple TV+のビデオ、Apple Musicの音楽コンテンツを自由にSharePlayするためには、通話に参加するユーザーが有料契約を済ませていることが条件になります。

 SharePlayには、ユーザーのiPhone/iPadの画面をまるごと参加者に共有できる「画面共有」の機能もあります。例えば、Safariでニュースやオンラインショップの情報ページを、参加者と一緒に見る用途に真価を発揮します。外国語会話のリモートレッスンにも、使えそうです。筆者が試した限りでは、YouTubeの画面共有もできるので、友だちや家族とおすすめの動画を賑やかに楽しみたい時にも最適です。

画面共有では、ウェブやYouTube動画を参加者が揃って見ることもできるようになります

 近く正式リリースが予定されている最新のiPadOS 15.4以降、macOS 12.3以降の組み合わせでは、近くに置いたMacとiPadの間で、ひとつのワイヤレスマウスとワイヤレスキーボードを共用できる「ユニバーサルコントロール」という新機能が加わります。Appleデバイスによる連携機能は、今後もさらに増えそうです。一見すると自分には必要がなさそうな機能も、積極的に試してみると意外な発見あるかもしれません。

 

筆者紹介――山本 敦
 オーディオ・ビジュアル専門誌のWeb編集・記者職を経てフリーに。取材対象はITからオーディオ・ビジュアルまで、スマート・エレクトロニクスに精通する。ヘッドホン、イヤホンは毎年300機を超える新製品を体験する。国内外のスタートアップによる製品、サービスの取材、インタビューなども数多く手がける。

 

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