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あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ 第164回

小柄だけどしっかりJeepの力強さがある「コンパス」はジャストサイズSUVだ!

2021年11月07日 12時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●寺坂ユミ(@129Ym_afilia)編集●ASCII

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SUVらしい収納スペースの多さ

ハンズフリーのパワーリフトゲートに対応!(車にケリを入れているわけではありません)

 ゆみちぃ部長のクルマ選びで最重要項目が荷室の大きさ。まずは大きなバックドアを開けるのですが、このコンパスから、国産車ではおなじみのハンズフリーのパワーリフトゲートに対応しました。「これ、便利なんですよね。でも動かない時もあったりして……」と言いながら、ゆみちぃ部長は自慢の美脚を露わに、バンパー下を抜き差し動作。すると、サクッとオープン。「おぉ、すごい! 一発で開いた!」と大喜びです。「これって、上手く開くクルマと、そうでないクルマがあるんですよね」とゆみちぃ部長は自らの経験を語ります。

驚きの広さに驚くゆみちぃ部長

ラゲッジスペース(後席の背もたれを立てた状態)

ラゲッジスペースにはサブウーファーもセットされている

後席の背もたれを押した状態

お待たせしました。ASCII.jp名物「ラゲッジスペースで女子の寝っ転がりカット」です

ラゲッジのフタを外すと、スペアタイヤが姿を現わす。今となってはスペアタイヤを搭載するクルマは珍しいかも?

 ラゲッジスペースの広さは流石のひと言。ちょっと外しづらいトレーを取り除き後席を倒すと、さらに広大な空間が出現します。しかもフルフラット! 「これは寝られますよ。車中泊いけそうです」とゆみちぃ部長は鋭くチェック。そこでやってまいりましたASCII.jp名物「ラゲッジスペースで女子の寝っ転がりカット」をパチリ撮影。

バックドアボタンを押すゆみちぃ部長

 ラゲッジから出て、バックドアを閉めようとするゆみちぃ部長ですが身長161センチとやや小柄な彼女的に、大きくて重たいドアを閉めるのはひと苦労です。ですがJeepは、なんと側面にクローズボタンを用意。小柄な方でも手を伸ばすことなく、カンタンにバックドアを閉めることができるではありませんか! 「これは便利! めっちゃイイ」と最大級の称賛を贈るゆみちぃ部長。こうして何度も美脚を出し入れしてはドアを開け、側面のボタンを押して閉めるという動作を繰り返していました。

後席の様子

後席に座る部長。足元はとても広々

後席のエアコンダクト。USB端子はType-AとType-Cの2系統と充実。AC100V出力レセプタクルも用意する

 友達と一緒におでかけしたいゆみちぃ部長的に、後席の広さは「おもてなし」に重要なポイント。「大きな車なだけあって、とても広いですね」とゆみちぃ部長は笑顔です。その笑顔をより一層輝かせたのが、USB充電ポート。「AタイプとCタイプの両方ある!」と鋭くチェック。最近の輸入車はType-Cを装備するのが当たり前になりつつあります。さらにAC100V出力端子を発見! 「凄い! ヘアアイロンが使える! ロケ車みたい。コレいいですよね、社用車はコレにしましょうよマネージャー!」と、部員たちに粗相がないかの監視役として同行されているマネージャー氏におねだりまで。こうしてゆみちぃ部長はスマホを、マネージャー氏もノートパソコンの充電器をJeepに繋ぎ、楽しいい後席ライフを堪能したのでした。

 そんな後席の乗り心地は「ゆったりしてイイです」と満点二重丸とのこと。「乗り心地も硬くもなく柔らかくもなくちょうどイイ。シートの素材もゴージャスですから、満足度が高いです」とご満悦。「それに走行中の静粛性も高くてイイですね」とのこと。革の質感も欧州車とも日本車とも違うようで汚れてもサッと拭き取れば綺麗になりそう。Jeepコンパスの後席、文句ナシです!

運転席の様子

運転席のシート

室内の様子

インパネ周り

USB端子はType-AとType-Cの2系統を用意する

大口径ステアリングホイールを採用

メーターはフルLCDだ

電動パワーシートを採用

 それでは運転席をチェックしてもらいましょう。「思ったより現代的」というのがゆみちぃ部長のファーストインプレッション。部員Sも部員Kも、ほとんど日本車や欧州車と変わらない装備に「俺の知ってるアメ車じゃない!」と驚くばかりです。ステアリング中央には、Jeepブランドとしては初となる角型のエンブレムがつきました。機能面としては、これまたJeepとしては初となるオートブレーキホールド機能を搭載。電子サイドブレーキは、Pレンジに入れると自動的にかかり、そのままDレンジにしてアクセルを踏むと解除される仕様です。このあたりの動作はメーカーによって違ったりします。部長が憧れるMINIも最近電子サイドブレーキ化しましたが、シフトとは連動していません。

10.1インチの大型モニターを採用

 「このモニター、すごく大きくてイイ!」と指さすのは、10.1インチのタッチパネルモニター。さすがiPadの国と感嘆の声をあげます。確かに見やすくてイイのですが、残念ながらナビソフトがイマイチ。スポット名を入れてもサジェストされるのは謎の場所で、住所を入れた方が早くて確実。これは輸入元も認識しており、今後改善していくとのこと。現状は車両とスマホを接続しアプリを使った方がイイでしょう。

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