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「Adobe MAX 2021」注目の新製品・新サービス、アップデートまとめ

2021年10月30日 09時00分更新

文● 太田百合子 編集●飯島恵里子/ASCII

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「被写体を選択」で簡単に人物などを選択でき、色が補正できる

●Lightroom
 「部分補正」としてあった機能が「マスク」となり、「被写体を選択」「空を選択」で、簡単に色の補正が行えるようになった。他の写真家のプリセットからAdobe Senseiがおすすめのものを表示してくれるほか、「見つける」では他の写真家の写真を補正してアップすることも可能に。ベストな構図でのトリミングが簡単にできる機能も追加されている。

・「空を選択」および「被写体を選択」を使ったマスク作成
・AIを活用したおすすめプリセット
・他の写真家の写真を補正できるリミックス
・切り抜きオーバーレイ

●Premire Pro
 Auditionに搭載されていたオーディオのリミックス機能を、パブリックベータ版にを搭載。映像にあわせてBGMを最適にリミックスできる。またテキスト化された音声にタイムコードをつけて保存できるなど、機能が強化されている。また複雑化したシーケンスを簡単に簡素化できる機能も追加されている。

 このほかFrame.ioを買収したことで、編集中の映像のブラウザから簡単にチェックできるなど、ビデオ制作プロセスの効率化も可能になるという。

・BGMのリミックス(パブリックベータ版)
・音声テキスト変換の強化
・シーケンスの簡素化
・カラーマネジメントの強化

●After Effects
 マルチフレームレンダリングが正式に搭載されたほか、レンダリング終了時にAdobe Creative Cloudアプリを通じて、スマートフォン、スマートウォッチに通知を表示できるようになった。

・マルチフレームレンダリング
・スペキュラディブプレビュー機能
・フレームレンダリングの時間表示
・レンダーキューのデザイン変更
・レンダリング終了時のお知らせ機能
・M1 Macに対応(一部機能、ベータ版)

●Charactor Animator
 パソコンのインカメラなどを使って、自分の身体の動きやジェスチャーによってパペットをアニメーションできるようになったほか、日本語には未対応だが、英語では書き起こしたテキストからキャラクターのリップシンクが可能。

・ボディトラッカー
・文字起こしベースのリップシンク(英語のみ、ベータ版)
・パペットメーカー(ベータ版)

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