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新車を買った情報2021 第77回

マツダ ロードスターRF ENOのチェアがとってもイーノ

2021年07月03日 12時00分更新

文● 四本淑三 モデル●くまん太2号 編集● ASCII

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あっちのENOと無関係とは言わせん

 ENOというブランド名は「Eagle’s Nest Outfitters」の略だそうで、直訳すると「鷲ノ巣屋外用品店」みたいな感じでしょうか。チェアへの参入は最近のことらしいですが、もとは音楽フェスでハンモックをバンセールスしていたアメリカの会社ということで、ハンモックのメーカーとしてはよく知られているそうです。

 ですがENOと聞いて真っ先に思い浮かぶのがブライアン・ピーター・ジョージ・セント・ジャン・ル・バティスト・ド・ラ・サレ・イーノの方。むしろENOと言ったら、それ以外に考えられません。

 プログレッシブ・ロックが廃れた70年代半ば、グラムロックムーブメントを背景にロキシー・ミュージックの一員として登場。オープンリールやEMSのシンセサイザーをぴーひゃら奏でる、様子のおかしい知的カリスマ時代を経て発表された4枚のソロアルバムは、いずれも狂気と静寂が交錯する名作です。中でも3作目の「アナザー・グリーン・ワールド」は、改めて聴いてみるとタイトル通りの森林湖畔感満載。キャンプ地へ向かう車内で聴くにはちょうどいいかも知れません。

 さて、地上設営型ENOの選択肢は2つ。座面が長く高さ調節機構のある「ラウンジャーDL」税込2万800円と、座面がメッシュで低く座らせる「ラウンジャーSL」税込1万5070円。前者をブライアン、後者をロジャーと私は呼んでおりますが、今回は高さ調整のできるブライアンを選んでみました。

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