弱点なし? カメラは予想以上にオールラウンドな性能
背面のアウトカメラは、標準(約4800万画素)+超広角(約800万画素)+深度測位(約200万画素)+マクロ(約500万画素)の4眼構成。広角撮影に加えてマクロ撮影が可能で、さらにポートレート撮影もできるという充実ぶりが光るレンズ構成になっています。
仕上がりとしては、見たままの色を素直に表現してくれる印象です。超広角とマクロの両方のレンズを搭載しているので、撮影の幅がかなり広がります。以下の作例をご覧ください。
ポートレート撮影は、被写体と背景の識別精度が高く、ほどよい背景ぼけがかかります。エントリー~ミドルレンジの機種では、背景の認識精度が甘く、被写体の輪郭がぼけてしまうこともあるのですが、Galaxy A32のポートレート撮影は予想以上のクオリティーです。撮影時は画面内のスライダーでぼけの強さを調節できます。
さらに、夜景撮影に適したナイトモードも搭載。超広角でもナイトモードを適用できます。こちらも想像以上に高性能で、色味や明るさは充分なクオリティー。ただし、少しぼんやりとした印象も受けます。また、手ブレにはかなり弱いので撮影中はしっかりスマホを固定しないと粗さが目立ちます。
インカメラは約1300万画素。補整機能が付いており、ポートレート撮影も可能です。また、画面内のアイコンをタップすると、画角が少し広がり、複数人での自撮りがしやすくなります。
この連載の記事
-
第486回
スマホ
折りたたみなのに薄い! 高性能で薄型軽量ボディーのvivo「X Fold Pro」 -
第485回
スマホ
デザイン優秀でおサイフ対応の「Nothing Phone(2a)」が5万円以下なのは間違いなく買い! -
第484回
スマホ
ハイネケンがSNS不可な世界一退屈なケータイを発売! デジタルデトックスに最適だ! -
第483回
スマホ
カメラスマホ「nubia Z60 Ultra」は35mmカメラで歪まず撮影が楽しい -
第482回
スマホ
6万4000円の低価格折りたたみスマホ「Blackview Hero 10」は普段使いなら問題ナシで使いやすい -
第481回
スマホ
「ROG Phone 8 Pro」は性能が良いにもほどがある! 日常使いもゲーミング機能も超充実 -
第480回
スマホ
強力なAI機能を備える「Pixel 8a」、1万円の値上がりもコスパは健在 -
第479回
スマホ
祝日本上陸! ライカカメラ搭載「Xiaomi 14 Ultra」ならエモい写真が撮り放題だ -
第478回
スマホ
「Zenfone 11 Ultra」は大型化路線! それは多くのニーズを満たすスマホへの進化 -
第477回
スマホ
ゲーミングスマホの領域を超えた! カメラ性能も大幅強化のASUS「ROG Phone 8」 海外版を一足先にチェック! -
第476回
スマホ
ライカカメラらしい撮影がさらに磨かれた! 「LEITZ PHONE」が3になって再び登場 - この連載の一覧へ