今回レビューするのは、サムスン電子の「Galaxy A32 5G」。GalaxyのAシリーズといえば、手頃な価格と高性能を両立した機種がそろいますが、Galaxy A32も3万円台でクアッドカメラを搭載するなどコストパフォーマンスに期待できるモデルです。
キャリアで取り扱うのはauのみで、2月25日に発売しています。カラーは「オーサムホワイト」「オーサムブラック」「オーサムブルー」の3種類。価格は3万1190円税込。なお、かえトクプログラムを適用した場合の実質負担金は、2万5070円となります。
今回はオーサムブルーを1週間ほどお借りしたので、使い勝手や性能をレポートします。
価格に見合ったシンプルな外観
まずは本体を見ていきます。縦が約164mm、幅が約76mm、重量は200gオーバーの209g。全体的にがっしりしていますが、ほかのスマホと比べるとやや縦長な印象。最近はエントリー~ミドルレンジモデルでこういったサイズの機種が増えています。背面はiPhone XRを思い出すカラーリングです。
本体右側に電源ボタンと音量調節ボタンを搭載。個人的には押しやすい高さに配置されていると感じます。ちなみに電源ボタンは指紋センサーも兼ねています。そのほか、左側にSIMカードスロット、下部にUSB Type-Cポートとイヤホンジャックを搭載します。
ディスプレーは有機ELではなくTFT液晶を採用しており、サイズは約6.5型。上下左右のベゼルは若干の存在感があります。解像度はHD+(1600×720ドット)とやや抑えられた性能で、YouTubeでは「720p」までしか対応しません。とはいえ、普段のニュースチェックなどで不便を感じることはないはずです。
また、スピーカーは底面に1つのみ搭載しているため、横向きにすると左右差を感じます。動画を楽しむならイヤホンやヘッドホンを使ったほうが満足できるでしょう。
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