両方買って、音の違いを体験してみるのもいい
端的に言って両者ともコストパフォーマンスは驚くほど高い。「この価格ではありえない音」というキャッチフレーズに嘘はないと思う。実際に音のレベル的にはハイエンドプレーヤーで使ってもおかしくないほどだ。「A&Futura SE200」のAKM側とESS側の違いどころか、SE200と「A&Ultima SP1000」の違いも的確に描き分ける。E3000もコスパの高さに驚いたが、こちらはさらに驚いてしまう。
強いて私がどちらかと選ぶならば、A3000の方だろうか。私がロック好きということもあるし、A3000の方がほかのメーカーではありえないイヤホンだという気がする。ただ、普段使いできるイヤホンを探していて、スマホでストリーミング再生をチェックするという用途ならA4000の方を選ぶ。
とはいえ、音はだいぶ違うので、やはり「両方買うのが正解」と言えるかもしれない。
この連載の記事
-
第287回
AV
Roon ARCがCarPlayやAndroid Autoに対応、車内で音声操作を -
第286回
AV
MQAに新動向、MQA技術の先にある「AIRIA」「FOQUS」「QRONO」とは? -
第285回
AV
新感覚のオーディオイベント「REB fes」を体験、自分だけのストーリー実現に悩もう! -
第284回
AV
JBLによる2つの新提案「LIVE BEAM 3」と「Fit Checker」を体験してきた -
第283回
AV
グーグル、プロも驚く音楽生成AI「Music AI Sandbox」を開発 -
第282回
AV
液晶をタッチして操作する、Volumioの新ネットワークプレーヤー「Motivo」 -
第281回
AV
HIGH END Munich 2024出展製品から、気になるエントリーオーディオをセレクト -
第280回
AV
水月雨がオーディオファン向けスマホを開発、複雑になりすぎたスマホ高音質再生への問いかけ -
第279回
AV
Chordの積み木型オーディオシステムが面白い、「Suzi」と「Suzi Pre」 -
第278回
AV
さすがにSpotifyもロスレス対応しそう、Redditユーザーがさらに解析結果をリーク -
第277回
AV
スマホがLE Audioに対応していなくても、なぜAuracastを使えるのか? - この連載の一覧へ