Acoustune(アコースチューン)は、香港発祥のイヤホンブランドだが、開発や主要部品の生産、最終組み立て工程など、そのほとんどを日本で行っている。最近ではハイクラスのイヤホンと交換用のイヤーピースで国内でも人気が出てきているメーカーだ。
「HS1300SS」は昨年12月25日に発売されたばかりのモデルで、Acoustuneのエントリーモデルという位置付けとなる。価格は3万2980円。
後述するように、Acoustuneのトレードマークであるメタル製のモジュラーボディーとミリンクス振動板を採用したダイナミックドライバーを1基搭載している。HS1300SSではひとつ前の世代を改良したミリンクスドライバーを採用し、従来標準添付されていたメタルケースを省くことで低価格化している。また、イヤーピース位置を2段階に調整できる機構を備え、ケーブル端子にはPentaconn Earを採用しているのも注目すべき点だ。赤(Rojo、ロホ)と青(Azul、アズール)のカラバリを用意している点もエントリーモデルらしい。
この連載の記事
-
第281回
AV
HIGH END Munich 2024出展製品から、気になるエントリーオーディオをセレクト -
第280回
AV
水月雨がオーディオファン向けスマホを開発、複雑になりすぎたスマホ高音質再生への問いかけ -
第279回
AV
Chordの積み木型オーディオシステムが面白い、「Suzi」と「Suzi Pre」 -
第278回
AV
さすがにSpotifyもロスレス対応しそう、Redditユーザーがさらに解析結果をリーク -
第277回
AV
スマホがLE Audioに対応していなくても、なぜAuracastを使えるのか? -
第276回
AV
Amazon Musicも生成AIを使ったプレイリスト作成機能提供、あいまいな指示に応える -
第275回
AV
ソリッドなステンレス筐体とK2HDサウンド、iFi audioの「Go bar 剣聖」 -
第274回
AV
いよいよSpotifyもロスレス配信か、Redditに解析情報 -
第273回
AV
ソニーが米国で展開し始めた、重低音新シリーズ「ULT POWER SOUND」とは? -
第272回
AV
自然な文章でプレイスリスト作成をうながせる、Spotifyの新機能 -
第271回
AV
音楽生成AIの進化速度に舌をまく、無料でも試せるStable Audio 2.0を使う - この連載の一覧へ