このページの本文へ

GALAKURO「GG-RTX3070-E8G8/TP」

GeForce RTX 3070の編集部おすすめはユニークな冷却機構を採用するGALAKURO

2020年10月29日 22時01分更新

文● 宮崎真一 編集●北村/ASCII

提供: Galaxy Microsystems Ltd.

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

RTX 2080 SUPERから2割程度の性能向上

 今回は、比較対象に前世代のハイエンドモデルである「GeForce RTX 2080 SUPER」(以下、RTX 2080 SUPER)を用意。そのほかのテスト環境は表のとおり。

テスト環境
CPU AMD「Ryzen 9 3900XT」
(12コア/24スレッド、3.8~4.7GHz)
マザーボード ASRock「X570 Taichi」
(AMD X570)
メモリー DDR4-3200 8GB×2
ビデオカード 玄人志向「GG-RTX3070-E8G8/TP」(GeForce RTX 3070)
GeForce RTX 2080 SUPER Founders Edition
SSD Plextor「PX-512M9PeG」
(NVMe M.2、512GB)
電源ユニット SilverStone「SST-ST1200-G Evolution」
(80PLUS Gold、1200W)
OS Windows 10 Pro 64bit版

 それでは、「3DMark」(Version 2.14.7042)の結果から順に見ていこう。GG-RTX3070-E8G8/TPは、Fire StrikeでRTX 2080 SUPERに11~24%の差を付け、Time Spyでも15~23%高いスコアを発揮。

 とくにCPU性能の影響が少なくなるFire Strike UltraとTime Spy Extremeで両者の差が最も開いている点は立派の一言。RTX 3080がそうであったように、RTX 3070もまた高解像度や高負荷な状況で強みを発揮するGPUと言ってよさそうだ。

3DMarkのスコア

 実際のゲームでのパフォーマンスもチェックしておきたい。まずは「Apex Legends」からだが、ここではオプションから描画負荷が最大となるように設定し、ゲームをプレイ。その間のフレームレートを「Fraps」(Version 3.5.99)で取得した。

 その結果だが、GG-RTX3070-E8G8/TPは平均フレームレートでRTX 2080 SUPERに11~18%の差を付けた。とくにGG-RTX3070-E8G8/TPは、3840×2160ドットで最小フレームレートが100fpsを超えている点は評価できる。比較的、CPUがボトルネックになりやすい1920×1080ドットでも、しかっかりとRTX 2080 SUPERに溝を開けている点も特筆すべきポイントだ。

Apex Legends(1920×1080ドット)のフレームレート

Apex Legends(2560×1440ドット)のフレームレート

Apex Legends(3840×2160ドット)のフレームレート

 続いて「Call of Duty: Warzone」だが、ここでも設定から描画負荷が最大となるように設定し、ゲームをプレイ。その間のフレームレートを「OCAT」(Version 1.6.0)で取得した。なお、OCATの仕様上、最小フレームレートを取得できないため、代わりにデータを並べた際の99%目にあたる99パーセンタイルの値を用いている。

 結果をみると、1920×1080ドットの平均フレームレートで、両者の差は3%とCPUのボトルネックによる頭打ちが発生してしまっている。そこで、2560×1440ドット以上の解像度を見ていくと、GG-RTX3070-E8G8/TPとRTX 2080 SUPERの差は21~23%にまで開いている。さすがに3840×2160ドットでは、GG-RTX3070-E8G8/TPは最小フレームレートが60fpsに届いていないものの、2560×1440ドットでは100fps以上と、かなり快適なプレイが実現できることは誰の目にも明白だ。

Call of Duty: Warzone(1920×1080ドット)のフレームレート

Call of Duty: Warzone(2560×1440ドット)のフレームレート

Call of Duty: Warzone(3840×2160ドット)のフレームレート

 「Fortnite」では、高解像度になるにつれてRTX 2080 SUPERとの差が広がっている。ここでは最高プリセットに指定してゲームをプレイし、Frapsでフレームレートを取得した。やはり3840×2160ドットでは、GG-RTX3070-E8G8/TPは平均フレームレートが60fpsに届いておらず、さすがにRTX 3080のようなにいかない。

 ただ、2560×1440ドットであれば最小フレームレートは100fpsに迫る勢いを見せており、RTX 2080 SUPERに対しても20%の差を付けた。1920×1080ドットにいたっては、常時135fps以上のパフォーマンスを発揮しており、高リフレッシュレートのディスプレイを活かすことができるのは間違いない。

Fortnite(1920×1080ドット)のフレームレート

Fortnite(2560×1440ドット)のフレームレート

Fortnite(3840×2160ドット)のフレームレート

 最後に「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク」の結果も押さえておこう。ここでは、「最高品質」に設定して実行したが、同ベンチマークがCPU性能の影響も受けやすいため、2560×1440ドット以下の解像度では両者の差が3~4%ほどと、ほかのタイトルほど引き離せていない。

 ところが、3840×2160ドットでは、GG-RTX3070-E8G8/TPはRTX 3080に16%の差を付け、1万以上のスコアを発揮しており、スクウェア・エニックスの指標ではスコア7000以上が最高評価であることを踏まえると、ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズは4K解像度でも快適にプレイできそうだ。

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク スコア

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ピックアップ

ASCII.jpメール アキバマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中