SSDはカタログスペック通りの性能を発揮
ROG CrossHair VIII Impactは、ドーターカード上にM.2スロット×2を備え、いずれもPCIe Gen4に対応する。PCIe Gen4対応SSDはSeagateの「ZP500GM3A002」を使用したが、下記ベンチマークの通り、カタログスペック通りのスコアになっている。
登場したばかりのKIOXIA「SSD-CK1.0N3P/N」についても、PCIe Gen3としては高性能だ。またドーターカードとセットのヒートシンクも冷却性能は十分であり、いずれのストレージも高負荷を続けても室温28度下において52度以上になることはなかった。
ZALMANのCPUクーラーCNPS20Xによる強力なエアフローも助力しているハズだが、60度以上にならないのは精神的に大変よろしい。
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Seagate「ZP500GM3A002」。500GBのみシーケンシャルリード5000MB/s、同ライト2500MB/sになる。容量1TB/2TBは、シーケンシャルリード5000MB/s、同ライト4400MB/sという性能だ
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KIOXIA「SSD-CK1.0N3P/N」。カタログスペックはシーケンシャルリード3400MB/s、同ライト3200MB/sで、やや低い結果だが、ランダム4K(Q32T16)が良好。Gen4版の登場に期待したい
というわけで、第1回で組んだPCに、アプリケーションをインストールしてからベンチマークなどを実行してみた。今回の自作PCはなるべく構成を変更する気が起きにくいように、比較的小型のケースを選んでいる。
CPUクーラーを外すまでがとにかくに大変であり、急なパーツ交換の可能性は低い。どちらかといえば、KIOXIAのM.2 SSDをヒートシンクレスで運用してみたり、ライザーケーブルで吸気ファンの間近において冷やしてみたり、または油に漬けてみたりなどを試す可能性が高い。ともあれ、何かしらの変化があったら、またロードテストとしてお伝えしよう。
と、うまく記事を締めようと思ったら、認識していないUSBデバイスがあることに気がついてしまった。
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