世界最先端のテクノロジー情報をお届けするグローバルメディア「MITテクノロジーレビュー」から、ビジネスに役立つ注目のテック企業の最新動向、イノベーションにつながる最新の研究内容をピックアップして紹介します。
データ量で圧倒する中国にAI分野で勝てるのか?MIT学長の答え
マサチューセッツ工科大学(MIT)は2月28日、新たなカレッジ(学部)の開設を祝うイベントを催した。 新設される「スティーブン・アレン・シュワルツマン・コンピューティング・カレッジ」には、AI研究の学際ハブ創設を目指して10億ドルの資金が投じられる。うち3億5000万ドルを寄付する投資会社ブラックストーンのシュワルツマン共同創業者兼CEOは、 MITのラファエル・リーフ学長との対談の中で、以前の発言と同様、中国が国を挙げて取り組むAI戦略に対して、米国の競争力を高めるのが資金を提供する主な理由だと述べた。
IBMのAI訓練用データセット、フリッカー写真を無断使用か
対象者の同意なしに人々の顔写真がWeb上から日常的に取得され、顔認識アルゴリズムの開発に利用されていることがNBCの報道によって明らかになった。
フェイスブック、「反ワクチン」のデマ排除へ新対策
フェイスブックは今後、反ワクチンに関するメッセージを掲載するページや投稿を、レコメンド・アルゴリズムによって上位に表示されなくすると発表した。
深まる疑惑、CEO死亡で1億ドルが消えた暗号通貨取引所で新展開
この件については以前から奇妙に思っていた。カナダの人気取引所「クアドリガCX(QuadrigaCX)」のジェラルド・コットン最高経営責任者(CEO)の予期せぬ死亡により、1億4千万ドルを超える顧客の資金にアクセスできない状態だ。資金にアクセスできるのはクアドリガCX社内でコットンCEO、ただ1人だったからである。
欧州の「AI企業」の4割、機械学習を使用せず
驚くほどの数の企業が、実際には人工知能(AI)に投資することのないまま、AI時代の時流に乗ろうとしている。
一般企業の「AI導入」で ビジネスが変わらない理由
人工知能(AI)があらゆる産業分野に大きな影響を及ぼすことが指摘される一方で、さまざまな業界からAIの活用は難しいという声が上がっている。AIの導入は、多くの企業にとって予想以上に時間も費用もかかるからだ。AIによるビジネスの変革を阻んでいる大きな壁は何なのだろうか?
2機のジェット機の超音速の瞬間をNASAが初撮影
飛行中に生じる衝撃波が相互作用する様子を初めて捉えたこの写真の撮影には、完璧なタイミングとパイロットによる冷静な飛行が必要だった。
MITTRが選ぶ、世界を変えた「ローテクなイノベーション」10選
世界の人々の生活をより良くする発明は、最先端のテクノロジーを使っている必要はない。むしろ、シンプルで安価なローテクこそが、役に立つ場面も少なくない。
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